休暇について
今は、完全週休2日制で勤務している看護師の割合が、
以前と比べて大幅に増えてきているようなんです。
就職すると、有給休暇という、
給料が支払われる休暇がもらえるんです。
この有給休暇は、ゆっくり帰省したりする場合などにも
有効に利用できるんですよ。
もらえる有給休暇の日数は、勤務する施設によって違いますが、
労働基準法によると、1年目で年間10日、
次の年から1日ずつ増えて年間20日までと定められています。
看護師の有給休暇についても、
ほとんどの病院がこのように設定されているようですね。
これから学校に通って看護師になろうという若い方には、
まだピンとこないかもしれませんが、今は介護休暇や育児休暇など、
かなり利用できるようになってきているんです。
厚生省では、高齢化社会に対応するため、
「介護休業等に関するガイドライン」という
聞きなれないでしょうが、決まりを作りました。
これによって、看護師の職場でも介護休暇制度を取り入れ、
最も近い身内の看護をしやすい状況が生まれ、
より休暇がとりやすくなりました。
育児休業・休暇も法的に認められるようになっています。
このように、まだまだ十分とはいえませんが、
看護師を一生続ける上で、さまざまな休暇の制度が
整えられてきていますから安心してくださいね。