看護師国家試験の受験手続きはどうすればいい?

看護師国家試験の受験手続きはどうすればいい?

看護師国家試験の受験手続きは、受験資格を確認したうえで、毎年公表される受験案内に従って受験願書と必要書類を提出します。受付期間、提出先、受験手数料、必要書類は年度によって指定されるため、厚生労働省の「看護師国家試験」案内と在籍する学校の連絡を確認してください。

看護師国家試験の受験手続きの流れ

基本的な流れは、受験資格の確認、受験願書の入手、必要書類の準備、手数料の納付、願書の提出です。

  1. 自分が受験資格を満たすか確認する
  2. 受験案内と受験願書を入手する
  3. 写真や卒業見込証明書などの必要書類を用意する
  4. 指定された方法で受験手数料を納める
  5. 受付期間内に願書と書類を提出する
  6. 受験票を受け取り、試験日に受験する

看護師養成所、看護系大学、看護系短期大学などに在籍している人は、願書の配布や書類の取りまとめを学校が行う場合があります。提出方法は学校や受験区分によって異なるため、在学生はまず学校の担当窓口へ確認してください。

最初に受験資格を確認する

看護師国家試験を受験できるかどうかは、保健師助産師看護師法に定められた教育課程を修了しているか、または修了する見込みがあるかで判断されます。

一般的には、次のような人が対象です。

  • 看護師学校や看護系大学などで所定の課程を修了した人
  • 試験の対象となる年度に、所定の課程を修了する見込みの人
  • 外国の看護師学校を卒業した人など、個別に受験資格の認定を受けた人

卒業見込みで受験する場合、試験時点では卒業前でも、指定された期日までに卒業できることなどの条件があります。卒業できなかった場合の扱いを含め、学校から案内される受験資格と提出書類を確認してください。

外国で看護教育を受けた人や、通常の養成課程とは異なる経歴の人は、受験資格認定が必要になることがあります。該当する場合は、通常の受験願書を提出する前に、厚生労働省へ認定手続きの要件を確認します。

受験願書はどこで入手するか

受験願書の入手方法と配布場所は、年度ごとの受験案内で指定されます。看護学校などの在学生は学校から受け取ることが多く、既卒者は都道府県の担当窓口や指定された配布場所などで入手する形になる場合があります。

願書を探すときは、検索結果のまとめ記事ではなく、厚生労働省が公表する当該年度の「看護師国家試験受験案内」を確認してください。過去年度の願書や案内では、受付期間や提出先が異なる可能性があります。

受験手続きで準備する主な書類

必要書類は受験者の状況によって異なりますが、受験願書のほか、次の書類が指定されることがあります。

  • 受験願書
  • 写真
  • 卒業証明書または卒業見込証明書
  • 修業証明書など、履修内容を確認する書類
  • 受験資格に関する認定書類
  • 氏名変更を確認する戸籍抄本などの書類

すべての受験者に同じ書類が必要とは限りません。新卒者、既卒者、外国の看護学校を卒業した人、氏名を変更した人では必要書類が変わることがあります。

特に卒業見込証明書は、発行できる時期が学校ごとに異なります。願書の提出期限直前に依頼すると間に合わない可能性があるため、学校の証明書発行窓口に早めに確認してください。

写真と受験願書を記入するときの注意点

写真の大きさ、撮影時期、背景、帽子の有無などは、受験案内に定められた条件に合わせます。写真店や証明写真機を利用する場合も、提出用の規格を先に確認してください。

受験願書は、氏名、生年月日、住所、受験地などを公的書類と同じ表記で記入します。記入後は、次の点を確認すると誤りを減らせます。

  • 氏名や生年月日に誤りがないか
  • 住所や電話番号を現在の情報で記入しているか
  • 写真が指定された位置に貼られているか
  • 記入漏れや訂正方法の誤りがないか
  • 卒業見込みと卒業済みの区分を間違えていないか

訂正方法は書類の案内に従います。自分の判断で修正液を使ったり、二重線以外の方法で訂正したりすると受け付けられない可能性があるため、迷ったときは学校または提出先へ確認してください。

受験手数料の納め方

受験手数料の金額と納付方法は、年度の受験案内で確認します。収入印紙など、指定された方法で納める場合があるため、手数料の金額だけでなく、貼付場所や納付後の扱いも確認してください。

手数料を納めた後に受験を取りやめても、返還されない扱いとなることがあります。納付前に受験区分と願書の記入内容を確認しておくと安心です。

願書の提出先と受付期間

願書は、受験案内に記載された提出先へ、指定された受付期間内に提出します。提出先は受験者の住所、在籍校、受験資格の区分などによって案内が異なる場合があります。

提出方法には、窓口への提出や郵送などが指定されることがあります。郵送の場合は、消印有効か必着か、使用する封筒、簡易書留などの指定があるかを確認してください。受付期間内に発送しても、必着の場合は到着が期限を過ぎると受け付けられない可能性があります。

提出前には、次の書類をそろえて確認します。

  • 受験願書
  • 必要な証明書類
  • 写真
  • 受験手数料を納めたことが分かるもの
  • 返信用封筒など、受験案内で指定されたもの

提出後は、願書の写しや書類を提出した記録を保管しておきます。郵送の場合は、追跡できる方法を指定されているか確認し、控えやお問い合わせ番号を試験終了まで保管してください。

受験票が届かないときの対応

受験票は、受験案内に示された時期や方法で交付されます。予定された時期を過ぎても届かない場合は、まず住所の記入間違い、学校からの配布予定、郵便物の受け取り状況を確認してください。

それでも分からない場合は、受験案内に記載された問い合わせ先へ連絡します。受験票が届かないまま自己判断で試験会場へ行くのではなく、受験番号や本人確認の方法を事前に確認してください。

受験手続きを進める時期の目安

看護師国家試験は毎年度実施されますが、願書の受付期間や試験日は年度ごとに公表されます。次の時期は一般的な確認の目安であり、実際の日付を示すものではありません。

時期の目安 確認すること
受験案内の公表後 受験資格、受付期間、提出先、手数料を確認する
願書受付前 写真、証明書、本人確認に必要な書類を準備する
願書受付期間 指定された方法で願書と書類を提出する
受験票の交付後 氏名、受験番号、試験会場、試験日時を確認する

卒業見込みで受験する人は、学校が定める校内締切が国の受付期間より早いことがあります。国の締切だけを見て、学校への提出が遅れないよう注意してください。

受験手続きで迷ったときの確認先

在学生は、まず学校の国家試験担当者や教務課に確認します。既卒者や個別認定が必要な人は、当該年度の受験案内に記載された厚生労働省または指定窓口へ問い合わせます。

確認するときは、「自分の受験資格」「提出する書類」「提出先」「受付期限」をまとめて伝えると、必要な案内を受けやすくなります。SNSや過去の受験者の体験談だけで判断せず、必ず受験する年度の案内を基準にしてください。

看護師国家試験の受験手続きで最初にすること

まず、在学生は学校へ、既卒者は厚生労働省が公表する当該年度の受験案内へ確認し、自分の受験資格と願書の提出先を特定します。その後、受付期限から逆算して、証明書と写真を準備してください。

受験手続きは、受験資格を確認してから、年度ごとの受験案内どおりに願書と必要書類を期限内に提出することが基本です。受付期間、手数料、提出方法は変更される可能性があるため、過去年度の情報ではなく、受験する年度の案内で最終確認しましょう。