看護師国家試験の受験地は変更できる?

看護師国家試験の受験地は変更できる?

看護師国家試験の受験地は、出願後に自由に変更できるとは限りません。受験願書を提出する前であれば、希望する受験地を選んで出願できます。一方、提出後の変更は原則として認められない扱いが多いため、引っ越しや勤務先の変更があっても、自分の判断で変更できると考えないようにしましょう。

看護師国家試験の受験地は変更できる?

結論として、受験願書を提出した後の受験地変更は、原則として難しいと考えておく必要があります。変更の可否や申請方法は、その年度の「看護師国家試験受験願書」や受験案内に記載された内容が基準になります。

まだ願書を提出していない場合は、出願時に受験しやすい地域を選びます。提出後に変更したい事情が生じた場合は、厚生労働省の試験担当窓口へ、できるだけ早く相談してください。

願書を提出する前なら受験地を選べる

願書の提出前であれば、受験案内に記載された受験地の中から、希望する地域を選んで出願します。ただし、受験地は全国の都道府県から自由に選べるとは限りません。実施年度によって、試験を行う地域や受験地の区分が定められています。

受験地を決めるときは、次の点を確認してください。

  • 自宅や学校から試験会場までの交通経路
  • 試験前日に移動する必要があるか
  • 宿泊が必要になるか
  • 願書に記載された受験地の選択肢
  • 願書の提出期限

願書を提出する前に、記入した受験地が希望どおりになっているかを確認してから提出しましょう。

願書を提出した後に引っ越した場合は?

願書の提出後に引っ越した場合でも、住所変更と受験地変更は別の手続きです。住所の変更を届け出ても、受験地まで変更されるとは限りません。

また、学校を卒業した、勤務先が変わった、実家に戻ったといった事情だけで、受験地が自動的に変わることもありません。受験地を変更したい場合は、受験票や受験案内に記載された問い合わせ先へ連絡し、変更できるかを確認してください。

受験地と試験会場は同じではない

受験地は、試験を受ける地域の区分です。試験会場は、その受験地の中で実際に指定される会場です。受験地を選んだだけで、自分で試験会場の建物まで選べるわけではありません。

試験会場の詳細は、受験票などで通知されます。受験地を変更できない場合だけでなく、受験地が同じでも試験会場の場所を自分で指定できない点に注意が必要です。

受験地を変更したいときの確認手順

変更を希望する場合は、次の順番で確認します。

  1. その年度の看護師国家試験受験案内を確認し、受験地変更に関する記載を探します。
  2. 願書を提出済みか、提出前かを整理します。
  3. 提出済みの場合は、受験案内や受験票に記載された試験担当窓口へ連絡します。
  4. 氏名、受験地、願書の提出日、変更を希望する理由、連絡先を伝えます。
  5. 変更できる場合に必要な書類や期限を確認し、案内された方法で手続きします。

問い合わせる前に、受験地や氏名を確認できる書類を手元に用意しておくと、確認が進みやすくなります。変更できると確定するまでは、交通機関や宿泊先の変更を前提にしないようにしましょう。

受験地変更で注意したいこと

受験地の変更が認められるかどうかは、変更を申し出る時期や年度の取扱いによって異なる可能性があります。特に、願書の提出期限を過ぎた後や受験票が交付された後は、変更できる範囲が限られると考えられます。

「住所を変更したから受験地も変わる」「近い会場へ変更してもらえる」とは限りません。最新年度の受験案内にある期限と手続きが優先されるため、まずは公式の案内を確認し、必要があれば試験担当窓口へ直接問い合わせてください。

看護師国家試験の受験地は、出願前なら受験案内の範囲で選択できますが、出願後の変更は原則として難しいと考えるのが安全です。変更したい事情がある場合は、自己判断で移動先を決めず、受験案内に記載された窓口へ早めに確認しましょう。