看護学校の実習期間は、学校の課程やカリキュラムによって異なります。一般的な3年課程では、1年次から基礎実習が始まり、2年次後半から3年次にかけて本格的な実習が集中します。すべての実習を合わせると、期間は数か月に及ぶことが多いです。
看護学校の実習はいつから始まる?
基礎的な実習は1年次から始まる学校が多く、本格的な領域別実習は2年次以降に行われるのが一般的です。ただし、開始時期や学年ごとの分け方は学校によって違います。
- 1年次:看護の基本を学ぶ基礎実習、病院や施設の見学など
- 2年次:成人・老年・小児・母性・精神など、領域別の実習
- 3年次:領域別実習の続き、統合実習、国家試験前のまとめ
入学直後から長期間の病院実習を行うとは限りません。まずは学内演習で、バイタルサインの測定や清潔ケアなどの基本技術を練習してから、実習に進む流れが一般的です。
1回の実習はどれくらいの期間?
1回の実習期間は、実習の種類によって異なります。領域別の実習では、1つの領域を1〜数週間かけて学ぶ形が多く、複数の領域を順番に回ります。
| 実習の種類 | 主な内容 | 期間の目安 |
|---|---|---|
| 基礎実習 | 患者との関わり方、看護師の役割、基本的な援助 | 数日〜数週間 |
| 領域別実習 | 成人、老年、小児、母性、精神、在宅など | 1領域あたり1〜数週間 |
| 統合実習 | 複数の患者を受け持つ看護や、チームでの業務 | 数日〜数週間 |
これは一般的な目安であり、実習日数や1日の実習時間を全国一律に決めたものではありません。実際には、学校のカリキュラム、実習先の病院や施設、学年によって変わります。
3年課程では実習全体でどれくらいかかる?
3年課程の看護学校では、実習は1つの学期だけで終わるものではありません。基礎実習から領域別実習、統合実習までを段階的に行うため、カレンダー上は1年次から3年次まで断続的に続きます。
特に、2年次後半から3年次は実習が集中しやすく、数週間続けて病院や施設へ通う時期が生じます。実習と実習の間に学内授業や記録、振り返りの期間が入ることもあります。
そのため、「実習期間」を実際に病院などへ通う日数で考えるか、最初の基礎実習から最後の統合実習までの在学中の期間で考えるかによって、答えが変わります。
大学の看護学科や准看護師課程との違い
4年制大学の看護学科では、一般教養や専門科目を学ぶ期間が長く、実習も複数の学年に分けて行われることがあります。実習が本格化する時期は大学ごとに異なります。
准看護師課程や2年課程の看護師養成課程でも実習は行われますが、修業年限やカリキュラムが異なるため、3年課程と同じ期間になるとは限りません。学校を選ぶ際は、課程の年数だけでなく、実習開始学年と実習日数も確認しましょう。
実習期間を正確に確認する方法
志望校の実習期間を知りたい場合は、募集要項や学校案内で次の項目を確認してください。
- 学年ごとの実習科目と実施時期を見る。
- 各実習科目の単位数や日数を確認する。
- 病院、診療所、介護施設、訪問看護ステーションなど、実習先の種類を確認する。
- 学校説明会で、実習が何月から何月まで続くのかを質問する。
パンフレットに「実習あり」とだけ書かれていて日数が分からない場合は、学校へ直接確認する必要があります。未記載だからといって、実習が短い、または少ないとは判断できません。
看護学校の実習期間を考えるときのポイント
看護学校の実習は、単に病院へ通う日数だけでなく、事前学習や実習記録、振り返りの時間も必要です。実習期間中は、実習終了後に記録や課題へ取り組むこともあるため、通学時間やアルバイトとの両立も含めて計画するとよいでしょう。
3年課程では、1年次から基礎実習が始まり、2年次後半から3年次に領域別・統合実習が集中するケースが一般的です。ただし、正確な期間は学校ごとに異なるため、志望校のカリキュラムと実習日程を確認してください。







